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三栄無線ファンクラブのページ

三栄無線オリジナル真空管アンプ

回路図アーカイブ

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真空管プリアンプSP500復刻版

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三栄無線カタログファンクラブ代表 

菅野亜希子ご挨拶

 三栄無線ファンクラブ 世話人代表 

曾我和弘

 

三栄無線ファンクラブ設立の経緯

 

秋葉原駅前にあったラジオ会館4階の三栄無線。2000年に閉店しましたが、同社の真空管アンプキットはリーズナブルな価格にもかかわらず、高音質のパーツ、優れた回路設計、自社製のシャーシにこだわり、マニアの間では‘音がいい’と評判でした。

 

現在でもオークションで出品され、当時の価格よりも高額で落札されるという人気です。

2000年の秋葉原店閉店後も、埼玉県桶川市で通販を続けていましたが、2019年9月三栄無線社長菅野卓幸氏が逝去され、三栄無線の歴史は永遠に潰えてしまいました。

 

2020年9月のこと、あるマニアたち(三栄無線ファンクラブ発起人)が菅野氏逝去の訃報を耳にし、桶川市のご自宅兼工場を訪問しました。

そこで見たものは、真空管はもちろん、抵抗器、コンデンサをはじめとする部品の山でした。

また同社オリジナルの真空管アンプ回路図、実体配線図の原本もきれいに残されていました。

 

菅野氏のご遺族も大量のパーツや真空管の処分に困っておられましたので、余計なお節介と知りつつも、50年前から三栄無線のファンであった我々は遺作アンプやパーツの販売のお手伝いをさせていただき、菅野氏への供養とさせていただきました。

 

そんな折ご遺族(奥様、次女亜希子さん)に提案いたしました。

全国に三栄無線のファンは多く、回路図を探している人も多いのだから、回路図をホームページ上アーカイブとして掲載してはどうでしょうと。

 

さらに三栄無線のベストセラーであった真空管プリアンプSP500のレプリカを限定数十台として復活させてはどうかとも提案いたしました。

 

幸いSP500のプリント基板が30枚あり、パーツもいくらかはありました。また仲間に板金加工のプロもいるので、シャーシの制作加工もできますし、ファンクラブのメンバーは真空管アンプ作歴50年のつわものです。元NTTの技術職人や現役の電気のプロ、元日本ビクターの職人もいす。

 

人件費はゼロですので、できるだけ低価格で提供できると思います。またパーツはすべて国産のものです。またキットではなく熟練したエンジニアによる完成品としてお分けします。

 

三栄無線ファン、マニアだけでなく真空管アンプに興味がある若い世代にも、真空管アンプ奏る美音を体験していただけたら幸いと思います。

概要: 概要
Ampilifier.jpg

 4球プリアンプSP500(復刻版) 

使用真空管

12AX72本、12AU72本(JJ社製)

RIAA偏差特性 0.5dB 以内

許容入力

 PHONO 340mV

AUX 2.5V

最大出力 AUX 30V

利得

 PHONO 35.8dB

AUX 21dB

残留ノイズ

PHONO 5.8mV

  AUX 0.3mV

寸法

  W300, H90, D250mm

重量 約2.5kg

想定価格78,000円(未定、パーツ代のみ)

 

回路図

(PR-500はヒーター電源がプリント基板、回路図はSP500と同一)

Blueprint_edited.jpg
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